2018-07-09

ビザ申請が不許可になる原因と対処法

自ら一生懸命申請書類を揃えビザ申請を行ったけれど、不許可通知書が届いてしまったという外国人も少なくありません。

その原因としては、主に以下の二点が考えられます。

書類不足や内容の不備

一般的に、ビザ申請に必要な条件を満たし、それを証明する書類をしっかりと揃え提出すれば不許可になるケースはほとんどありません。しかし、必要な書類や資料が不足していたり、提出書類の内容に矛盾点があったりすると不許可になります。

在留資格で認められていない活動をしていた場合

何らかの在留資格を与えられ、日本に在留している外国人は、その在留資格で認められている範囲内の活動及び在留期間を守る必要があります。そのため、就労できないビザ(留学・文化活動等)を持つ方が、資格外活動許可を受けずに収益を伴う活動をしていた場合は、不法就労に該当しますのでビザ申請が不許可となります。

ビザ申請が不許可になった場合の対処法

一般的に、ビザ申請が不許可となった場合でも、再び入国管理局に申請することができます。不許可となった前回の申請内容は、入国管理局に残っていますので、不許可となった原因を明らかにすることなく、そのまま再申請を行っても不許可になる可能性が高いです。よって、再申請を行う際は、事前に不許可の原因を十分に調査しておくことが大切です。

しかし、不許可通知書にはその理由が明記されていませんので、申請者本人が申請先の入国管理局に直接出向き、担当官から不許可の理由を聞き出す必要があります。基本的に、担当官は、その理由を説明する義務がありませんので、理由を聞き出す際には、言い訳やクレームなどの余計な話はせずに、「何を修正すれば許可されるのか」というポイントにフォーカスした質問を心掛けることが重要です。

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